米女子ゴルフの新規大会、ＦＭ選手権は２９日から４日間、マサチューセッツ州のＴＰＣボストン（６５９８ヤード、パー７２）で行われる。日本勢は６人が出場する。前週のメジャー最終戦、ＡＩＧ全英女子オープンで７位に入った西郷真央（島津製作所）は中継局ＷＯＷＯＷが大会前に行ったインタビューで意気込みを語った。
西郷は上位を争った全英を振り返り「すごくタフなコンディションの中でずっと上位で、今までにない緊張感の中で戦えたのは今後につながるプレーだった。すごく悔しい思いもしたが大崩れすることなく４日間のプレーを終えたのは評価して良い」と語った。クラブについては「今週も同じセッティングのままいく」と明かした。
コースに関しては「先週と比べるとグリーンが小さく感じたり、ちょっと跳ねやすかったりして落とし場所がすごく大事になってくる。（パー５の）ロングホールで２オンを狙えるホールもあるが、２打目で狙うと周りの池が赤線ではなかったので、そういうところはあまり油断できないホールになる」と分析。「今週は距離感を合わせながらグリーンを狙うショットが自分の中では大事かなと思う」と見据えた。
新人賞であるルーキー・オブ・ザ・イヤーも狙える位置にいるだけに「もちろん、ルーキーでしか争えない賞なので、そこを目指して頑張りたいのはあるが、もちろん、１試合１試合積み重ねた結果だと思うので、今、目の前にある試合に全力で頑張りたい」と言葉に力を込めた。