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【オリックス】森友哉&西川龍馬が今季初の2ケタ得点へ全員攻撃の訴え「誰が打つとかじゃなく、チーム全体で」

スポーツ報知 2024年8月30日 5時0分

 オリックス・森友哉捕手(29)が29日、打線爆発へ全員攻撃を訴えた。今季116試合を消化し、2ケタ得点は一度もなし。このままシーズンを終えれば、1950年の2リーグ制後では球団初の不名誉な記録となる。看板打者は「誰が打つとかじゃなく、チーム全体で」と強調した。

 打率2割7分2厘、9本塁打、41打点はチーム3冠。8月に5発と量産したが「もう一回、原点に戻って」とセンター中心の打撃を心がけている。個人目標も3年ぶりの打率3割。「全員でと言う方が絶対につながりは出る」と打開に懸命だ。

 2ケタ得点なしは、球団では1リーグ時代の41、43年と過去2度経験。最近では11年の中日だが、圧倒的な投手力で優勝している。森と同様に「全員で、やれることをしっかりやれれば」とは西川。8試合ぶりに4得点した28日のソフトバンク戦(長崎)では犠打でも貢献し「何とか投手を助けて勝てるように」と逆転CSへの思いを強くした。

 この日は福岡から空路、仙台入り。台風10号の影響は受けず、30日からの楽天4連戦(楽天モバイル)に備えた。実績十分のFAコンビを柱とし、ドラフト1位の高卒新人・横山聖も合流。フレッシュな起爆剤も加え、低空飛行を止める。(長田 亨)

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