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J2秋田のクラブハウスが完成…子ども食堂を週2回開放…MF中村亮太「待望です。150点! 」

スポーツ報知 2024年8月30日 8時31分

 J2ブラウブリッツ秋田は29日、秋田・潟上市内でクラブハウス内覧会を行った。2階建てで総事業費は3億8170万円。9月5日からの利用開始に先駆け、選手や報道陣が初めて内部へ入った。

 【ロッカー】秋田杉の合板を使い、個別の充電器を完備。隣にはシューズケアルームが設けられ、MF中村亮太は「待望です。150点! ここに住めますね」と満面の笑みを見せた。

 【浴場】日本代表選手らが使う千葉・JFA夢フィールドを参考にして製氷機を置き“氷風呂”が可能に。お湯には血行促進効果がある炭酸水を導入した。

 【トレーニングジム】13種類の器具を設置し、選手が使わない朝と夕方以降は一般市民にも開放する。

 【食堂】栄養士監修の食事が提供され、奥には緑豊かなテラス席も。週に2回の夕方には子ども食堂として開放し、小中学生は無料(高校生500円、大人1000円)で食べられる。

 【見学テラス】2階のピッチが見える場所にサポーター用のテラスを作り、雨や雪の心配なく観戦できる。

 【その他】防災備蓄倉庫を作り、災害時には地域住民の避難所として利用。

 これまでは4か所のグラウンドを転々としており、練習後は道の駅でシャワーを浴びることもあった。J1クラブ並みの環境が整い、岩瀬浩介社長は「選手同士のコミュニケーションの時間が増えると思います」と期待。MF諸岡裕人主将は「感謝の気持ちでいっぱいです。目標としている(J1昇格プレーオフ圏内の)6位以内に向け頑張りたい」と誓った。

(岩崎 敦)

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