Infoseek 楽天

4大大会初出場初勝利の柴原瑛菜、女王シフィオンテク相手に1ゲームしか奪えない完敗 テニス全米OP

スポーツ報知 2024年8月30日 10時53分

◆テニス 全米オープン 第4日(29日、ニューヨーク・ナショナルテニスセンター)

 予選を勝ち上がり4大大会初出場初勝利を飾った世界ランキング217位の柴原瑛菜(橋本総業)が完敗した。世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に果敢に挑んだが、1ゲームを奪うのが精いっぱい。0-6、1-6のわずか65分で敗れた。

 ダブルスでは世界的な舞台で活躍したが、シングルスでは、柴原にとって、何もかもが初めての経験だった。世界女王との対戦も、シングルスでの4大大会センターコートも、過去にない経験だった。

 「どこまで自分の力が通用するのか楽しみ」と話していたが、さすがに世界女王の壁は厚かった。ブレイクポイントさえ握らせてもらえず。第1セットは完封された。それでも柴原にとっては大きな財産になった。

 実は、柴原は、予選に滑り込んだ最後の選手だった。世界ランキングが1位違えば、大会そのものに出られなかった可能性もあった。それが、4大大会の予選に初めて滑り込み、3回勝ち上がり予選を突破。本戦でも初勝利を挙げた自信は大きい。世界ランキングも、現在の217位から160位台にジャンプアップする。

この記事の関連ニュース