Infoseek 楽天

関学大アメフト部員、海外遠征中に大麻使用で無期限活動停止…日大問題で終わらぬ大学スポーツの違法薬物問題

スポーツ報知 2024年8月30日 14時28分

 日本アメリカンフットボール協会は30日、U20日本代表のカナダ遠征(6月~7月)中に、関学大アメフト部所属の5選手に重大な規律違反があったとして、当該選手の処分と同部に勧告を行ったことを発表した。選手1人は大麻含有製品の蓋然性がある物質を所持、使用したとし、日本代表に選抜される資格を無期限停止に。関学大には、当該選手の無期限活動停止を勧告したという。

 残りの4選手については、その他の規律違反が認められ、有期の日本代表選抜資格停止(1、2年間)と厳重注意処分。そのうち1人については、関学大に6か月間の対外試合出場停止を勧告した。また、U20日本代表の森清之ゼネラルマネジャーを厳重注意処分としたことも発表した。

 大学スポーツでは、昨年に日大アメフト部で違法薬物事件で部員の逮捕が相次ぎ、同部が廃部に。東農大ボクシング部、早大相撲部でも部員の逮捕が相次ぐなど、違法薬物問題が立てつづけに起こっていた。関学大は、昨年の大学日本一のチームだった。

 ◆選手の処分内容と人数

 ▽日本代表に選抜される資格停止=無期限1人、2年間1人、1年間3人

 ▽関学大へ日本協会管轄下における活動停止(無期限)を勧告=1人

 ▽関学大に対外試合出場停止(6か月)を勧告=1人

 ▽厳重注意=4人

この記事の関連ニュース