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ドジャース・ベッツ「どちらかがベターである必要はない」 大谷翔平とジャッジの“比較”論争に持論

スポーツ報知 2024年8月30日 15時3分

◆米大リーグ ドジャース6―3オリオールズ(29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が29日(日本時間30日)放送の米メディア「ブリーチャー・リポート」に出演。史上初の「50―50」(50本塁打、50盗塁)を越えるペースで数字を重ねる大谷翔平投手(30)と、自身が持つア・リーグ記録の62本塁打を越えるペースで一発を量産するヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)の“論争”について言及した。

 番組共演したオリオールズの若きスター、ガナー・ヘンダーソン内野手(23)との主なやりとりは以下の通り。

  ベッツ「『50―50』を狙える翔平と、本塁打記録の更新を狙えるジャッジの今季はどちらの方がいいと思うかって(取材で)質問されたんだ。俺はさ、質問の意味は分かる。でも、この質問はフェアではないと思うんだ。なぜだか分かるかい? 俺はどちらかが、どちらかよりもベターである必要などないと思う。俺たちは彼らの偉大さに感謝すべきなんだよ。こんなことは二度と見られないかもしれないんだから」

 ヘンダーソン「ああ、これはとんでもない。両者ともにね」

 ベッツ「これはアンリアルなんだよ。翔平がやってることも、ジャッジがやってることも、ボビー(ロイヤルス・ウィット)がやってることも、野球界のアンリアルな才能なんだ。だからどちらの方が優れているではなく、みんなに感謝するべきなんだよ」

 ベッツらしい言葉で2人をたたえた。

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