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石川遼は「やる気満々」も第2Rスタート直後に中断 フジサンケイクラシックは54ホールの短縮競技に

スポーツ報知 2024年8月30日 15時48分

◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 第2日(30日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)

 第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われたが、第2Rは午後1時43分に降雨によるコースコンディション不良のため、サスペンデッドとなった。全組116人が競技を終えられなかった。また、大会は54ホールの短縮競技となる。

 第1Rの17番から再開した石川遼(カシオ)は71の23位から大会14年ぶりVへ滑り出した。第2Rはスタートホールの10番のティーショットを打ち終えて中断に。サスペンデッド決定までは、関係者と談笑するなどリラックスして過ごしていたという。第1Rからイレギュラーな事態となったが、「何もイライラする理由はない。仕方ないし、こういうコンディションだからこそ試されることもある。リズムの取りにくさを含めていい経験」と前を向いた。

 この日は午前4時過ぎに起床。ホテルを出る直前に競技再開が遅れる知らせを受け、再び1時間ほど就寝した。「やる気満々で、すぐに寝られる感じではなかった。結構やる気満々だなと思いながら、30分くらいしたら寝てました」と笑ったが、ラウンドしたい気持ちは強かったという。

 試合は54ホールの短縮に。「短い戦いになるが、焦らずゴルフするしかない。できる限りミスを最小限に抑えながら」と短期決戦へ切り替えている。中断中もピンポジションを確認しながら、戦略を立てていたという石川。6月以来の今季2勝目へ「しっかり今日も休んで備えるだけ」と冷静に難コースと向き合う。

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