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「ショートパットが入りませんでした」13歳須藤弥勒 ツアー2戦目バーディー発進もパット苦しみ107位

スポーツ報知 2024年8月31日 6時30分

◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第1日(30日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6559ヤード、パー72)

 ツアー参戦2戦目の須藤弥勒(13)=ゴルフ5/太陽自動車=は1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78で107位だった。1番でバーディー発進で首位に立ったがその後、得意のパットに苦しんだ。村田歩香(18)=ニトリ=、ささきしょうこ(28)=日本触媒=、台湾の呉佳晏(20)=フリー=が67で首位に並んだ。

 ゴルフ5のカラー、緑色のシャツに、好きなピンク色の靴下。弥勒はウェア通り派手なスタートを切った。1番パー4。ドライバーショットは約220ヤード先のフェアウェーをキープ。残り約170ヤードから7ウッドで放った第2打をピン右3メートル半に寄せ、バーディーパットをねじ込んだ。アウト、イン合わせて5組目の早い時間だったため、その瞬間、首位に並んだ。

 しかし、2番パー5で第3打をグリーンオーバーし、ダブルボギーをたたき、首位陥落。その後、得意のグリーン上で苦しみ、108人中107位に終わった。

 3パットが4回で計36パット。「ショートパットが入りませんでした」と弥勒は悔しさをにじませた。瞬間的に首位となったことにも「うれしくありません」と苦笑いして話した。「パットを直して、明日、頑張ります」と13歳は懸命に前を向く。夕闇が迫る中、最後まで練習グリーンに残り、ボールを転がし続けた。(竹内 達朗)

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