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【ロッテ】佐々木朗希7回3安打無失点 最速161キロ 7勝目の権利を得て降板 

スポーツ報知 2024年8月30日 20時25分

◆パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク(30日・ZOZO)

 ロッテの佐々木朗希投手が、7回3安打無失点に抑え、今季7勝目の権利を得て降板した。この日の最速は161キロだった。

 初回は2者を得意のフォークで三振に斬るなど、3者凡退で上々の立ち上がりを見せた。2回には先頭・山川に中安を許したが、続くリーグ打率トップを誇る近藤を160キロの直球で空振り三振にねじ伏せると、後続も難なく退けた。

 エース右腕・有原に対し、打線はこの日に約1か月ぶりに再昇格した安田が、2回2死一塁から中越適時二塁打で先制すると、4連打で計2点を先取。ベンチ前でキャッチボールをしていた佐々木も、左手にはめた黄グラブを突き上げて笑顔。3回にはポランコにも適時打が生まれ、リードを3点に広げた。4回にも藤岡の右中間への適時二塁打などで2点を追加した。援護をもらった佐々木は、5回まで62球の完封ペースで好投を続けた。

 今季は右上肢コンディション不良の影響で2度の離脱を経験。復帰4戦目となった前回登板の22日・日本ハム戦(同)では6回6安打4失点で4敗目を喫しており、試合後には「試合数も少ないので、その場その場で自分の持っているものを出しきっていくしかない」と意気込んでいた。

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