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【西武】CS進出の可能性が消滅 4併殺の拙攻で競り負け

スポーツ報知 2024年8月30日 21時3分

◆パ・リーグ 日本ハム5―2西武(30日・ベルーナドーム)

 西武が接戦を落とし、今季117試合目でCS進出の可能性が消滅した。

 今季2勝目を狙った先発の松本航投手が、3回に清宮に3ランを被弾。打線は6回に相手の失策がらみで2点を返して1点差に迫ったが、直後の7回に再び突き放された。打線は4つの併殺を喫するなど、この日も決定力に欠けた。

 今季の西武は、就任2年目の松井稼頭央監督のもと、開幕から3カード連続勝ち越しの好スタートを切ったが、すぐに失速。交流戦前の5月26日に松井監督の休養が発表され、渡辺久信GMが監督代行に着任。しかし、その後も深刻な攻撃力不足は解消されず、チーム打率はリーグ最下位の2割0分台。投手陣もエース格の高橋光成投手が開幕10連敗を喫するなど、開幕前の構想が崩壊。8月12日には早々と今季の負け越しが決まっていた。

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