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松山英樹「なかなか思うようにはいかなかった」 シェフラーと12打差の8位に後退

スポーツ報知 2024年8月31日 8時50分

◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 第2日(30日、米ジョージア州イーストレイクGC=7490ヤード、パー71)

 4位から出た松山英樹(LEXUS)は5バーディー、4ボギーの70で回り通算9アンダーとし、66をマークしたトップのスコッティ・シェフラー(米国)と12打差の8位に後退した。17アンダー2位にコリン・モリカワ(米国)、16アンダー3位にザンダー・シャウフェレ(米国)がつけている。

 松山はホールアウト後に「5アンダー、6アンダーまでできれば伸ばしたかったですけど。なかなか思うようにはいかなかったです。最後ボギーは1個ありましたけど、(バーディーを)4つ取れたのでよかったなと思います」と振り返った。フェアウェーキープ率50%、パーオン率55・56%はともに30人中20位。ティーショットに苦戦しながら、上がり5ホールでスコアを3つ伸ばした。

 「傾向として左に行くミスが多い中で、どうにかしようと思っていたんですけど、逆に悪くなってしまったので残念」と口にしたこの日のラウンド。ティーショットを左に曲げた4番から3連続ボギーを喫したが、終盤に巻き返した。14番パー5で第3打を寄せ、15番パー3は第1打を1メートル半へ運び連続バーディー。16番は4オン1パットのボギーとしたが、17番で7メートルを沈め、18番パー5の第2打後に雷雨による中断に見舞われた。再開後、グリーン左バンカーからの第3打を1メートル弱に寄せて連続バーディーで締めた。

 プレーオフ初戦のフェデックス・セントジュード選手権を制し、ポイント8位から3位に浮上。次のBMW選手権は腰痛のため第2ラウンド開始前に棄権したが、順位は動かなかった。最終戦は年間ポイント3位でトップと3打差の7アンダーからスタートしていた。

 ◆プレーオフシリーズ 2007年に始まった制度。試合ごとの順位を換算した年間ポイントランク上位70人が第1戦のフェデックス・セントジュード選手権、50人が2戦目のBMW選手権、30人が最終戦のツアー選手権に出場できる。最終戦はポイント1位は10アンダー、2位は8アンダー、3位は7アンダーからスタートするハンディキャップ方式。ツアー選手権を制した選手が年間王者となり、2500万ドル(約36億2500万円)の高額ボーナスを得る。

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