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川合俊一会長、ラジオで和田アキ子に明かした「バレー人気」復活への「広報改革」…「練習終わって取材は、監督じゃないすべて広報が決めた」

スポーツ報知 2024年8月31日 12時31分

 日本バレーボール協会の川合俊一会長が31日、歌手・和田アキ子がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜・午前11時)に出演した。

 川合氏は2022年3月に会長に就任した。番組では、就任後に男女の日本代表の人気が高まっていることを紹介した。

 人気を高めるために川合氏は「注目されると頑張ろうと思って強くなるって昔から何となく分かっていた」と明かし、知人がいる雑誌に「1回だけ取り上げてくれない?」と頼み、掲載されると、他の媒体に波及し代表選手が雑誌の表紙になるなど広がっていったという。

 そして「注目されているから選手も勝たなきゃいけないとなる。知名度も上がってどんどんどんどん人気も上がってきた」と振り返り、主力選手が海外で活躍するなど実力も上がり、男子はパリ五輪出場につながったという。

 さらに代表チームの取材について「今までは取材やる、やらないも監督が決めていたんです」と明かし、川合氏は就任時に男女の代表監督へ「あなた方2人は、強化に特化してくれ」と要望したという。その理由を「人気とかいろんなところに出さないと、全然知らない人がテレビつけてバレーやってても見ないよ、誰も。この間、何かで見たな、頑張っているなって人気も上がっていく」などと持論を展開した。

 その上で代表チームは「広報がいますから、広報と監督は上下じゃない。平行、横並びだ、と。練習終わって取材に関してはすべていい悪いは、監督が言わないでくれ、広報が決めてくれ、と。監督じゃない、広報が決めますって広報に権限与えたんです」と明かした。続けて「そこからどんどん取材だとか入れて、あと男女カメラ入れて試合の裏側とか撮って、そういうのは全部広報権限でやらせて、やたら映像が出ていると思うんです」と改革したことを明かした。さらに自らの現役時代の経験などから「出ていた方が意気があがる」と証言し、和田は「それはいい考えだと思う」と感心していた。

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