大阪・読売テレビの情報バラエティー「今田耕司のネタバレＭＴＧ」（関西ローカル）が３１日に放送され、元衆院議員で政治評論家の杉村太蔵氏が、自民党の総裁選候補の高市早苗氏を投資家目線で期待した。
番組では次期総裁に誰になってほしいかを出演者がパネルで名を挙げたが、高市氏が一番人気。杉村氏は「投資家の観点で言うと、高市総理になったら日経平均株価は７万円に行きます」（３０日現在、約３万８６４７円）と声を高ぶらせて「アベノミクスの継承者ですから」と説明した。
逆に、世論調査では人気の高い石破茂氏に関しては「石破総理になったら、全財産を銀行に移します」ときっぱり。「『新しい資本主義が分からない』と。この１０年間のマクロ経済が分かっていないって、どういうこと？ 反対って言うのなら分かるが」と不安視した。
高市氏が総務相時代に政務官を担当し、直属の部下だった元衆院議員・金子恵美氏は「女性初という意味では期待感が高い。官僚の書いたペーパーを読む人が多いが、高市さんは自分の言葉に直して、自分の意見をしっかり話される方」。ただ世論の人気は高くなく、２１年の総裁選では安倍晋三元首相に支持されたことから「後ろ盾がないのが痛い」。河野太郎氏については「麻生派が一枚岩にならなかったのが実は痛い。マイナンバー制度のこともあり、地方での人気も少なくなってきた」と解説した。