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【札幌2歳S】アスクシュタイン失速7着 北村友一騎手「苦しくなりました。もう少しゆっくり行きたかった」

スポーツ報知 2024年8月31日 17時13分

◆第59回札幌2歳S・G3(8月31日、札幌・芝1800メートル、重)

 2歳による中距離重賞は12頭によって争われ、佐々木大輔騎手が騎乗した単勝3番人気のマジックサンズ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父キズナ)が先行集団を見る形で外めの6番手を追走。3角過ぎから外を回って進出すると、ゴール寸前でインを突いた2着のアルマヴェローチェ(横山武史騎手)を鼻差差し切った。新馬戦から連勝での重賞初制覇。姉に23年桜花賞2着コナコーストがおり、4代母バレークイーンを祖とする一族には、96年ダービー馬フサイチコンコルド、09年皐月賞馬アンライバルドなど重賞勝ち馬が多数いる超良血。佐々木騎手は今年の函館2歳S(サトノカルナバル)以来となる重賞2勝目。須貝厩舎はこのレース4勝目。20年に制したソダシは21年桜花賞などG1・3勝を挙げたが、新馬戦(函館・芝1800メートル)から札幌2歳Sを勝利は、全く同じローテーションとなった。

 2着に6番人気アルマヴェローチェ、3着は1番人気ファイアンクランツ(鮫島克駿騎手)が入った。逃げたアスクシュタイン(北村友一騎手)は直線で失速し7着に終わった。勝ち時計は1分50秒3。

 北村友一騎手(アスクシュタイン=7着)「馬場の悪い中で前回よりも速いラップを刻んで最後は苦しくなりました。もう少しゆっくり行きたかったですね」

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