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【DeNA】新幹線トラブル乗り越え全体練習 新幹線に9時間缶詰めのジャクソンは妊娠6か月の妻と同乗

スポーツ報知 2024年8月31日 17時14分

 DeNAは31日、30日から行われる予定だった中日3連戦(バンテリン)が台風10号の影響で中止となったため、横須賀市内の球団施設「DOCK」で全体練習を行った。

 チームは29日の阪神戦(横浜)の中止が決定後、各自で名古屋に移動していた。しかし、午後4時頃に東海道新幹線の運休が決まり、名古屋に到着した関係者、新幹線に缶詰め状態となった者、横浜から出発することができなかった者と分断された。三浦大輔監督は新横浜で新幹線に乗り込んだが、1時間程車内で待機した末に帰宅したと明かした。車内に取り残された関係者は在来線で帰宅することができたが、京田や外国人選手などは深夜まで缶詰め状態となり、早朝に横浜へ戻った。名古屋に到着していた関係者はタクシーなどで31日までに帰宅したという。

 中日との3連戦中止を受け、指揮官は「4試合中止になるのはなかなかないことだけど、コントロールできない自然のことなので、しっかりとこの期間をプラスにかえて来週に備えたい」と話し、「(9月3日からの広島戦は)東、ジャクソン、ケイでいきます。どことやろうが負けられない。4試合空いたということで見直して」とローテ再編を明言した。

 ジャクソンは29日の阪神戦で先発予定も中止となり、30日の中日戦も中止と2度の予定変更を余儀なくされた。29日の移動の際は午後3時頃に横浜スタジアムを出発し、名古屋へ向かったが新富士駅付近で豪雨のため運休となった。東京方面へ戻ったが、午前4時半頃に新横浜に到着した。

 車内では通訳やその他の外国人選手、妊娠6か月の妻が同乗。「大変な思いはしたけど、妻はすごくタフなので問題はなかった。その日、朝食しか取っていなかったので、TA(オースティン)が持っていたドーナツをいただいてなんとかなった。ナイスガイ、ヤサシイヒト」と語った。

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