◆パ・リーグ 西武―日本ハム(31日・ベルーナドーム)
日本ハムが得意の小技で先制に成功した。
西武・今井、日本ハム・バーヘイゲンと両先発がの投げ合いで6回まで両軍無得点。ともに2安打と投手戦が展開された。
均衡を破ったのは7回だった。日本ハムは1死からレイエスが22試合連続安打となる左前打で出塁すると、続く郡司の右前打で一、三塁とチャンスを広げる。走者が三塁へ進んだことで、新庄監督は三塁ランナーに代走・五十幡を送り動きやすい状況を整えた。
相手バッテリーも警戒する中だったが、続く上川畑が初球をセーフティースクイズ。これが一塁前に決まり、貴重な先取点をもぎ取った。