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8月9日1回KOの雪辱 巨人ドラ5左腕「新しい自分を作る」スリークオーター新フォームで3回2失点「自分に合っている」

スポーツ報知 2024年9月1日 6時10分

◆イースタン・リーグ 楽天6―5巨人(31日・森林どり泉)

 巨人のドラフト5位・又木鉄平投手(25)が8月31日、イースタン・楽天戦(森林どり泉)に2番手で登板し、3回2安打2失点。同10日に2軍降格後、久保巡回投手コーチらの助言でリリース位置を少し下げたフォームに挑戦していると明かし「出力は上がってきたし、スリークオーターくらいが自分は合っているのかもしれない。出力を出す中で制球できる取り組みをしていきたい」と課題を見つめた。

 狙いはボールに横の角度をつけること。山口2軍投手チーフコーチは「(又木は)縦の軌道を意識していたけど、どうしても左右の打者への(横の)角度が少なかった。左投手は腕が下がってもいい角度のクロスファイアー(右打者の内角直球)を投げられる」と説明。6回に2四球が絡んで2点を失った左腕は「四球がもったいない。そこが僕にとって永遠の課題」と反省しつつ、「球自体は悪くない。違和感なく投げられている」と振り返った。

 先発した8月9日の中日戦(バンテリンD)では1回5失点KO。「課題を克服しつつ、新しい自分を作っていくことしか考えていない。考え方を全部変えて、意識を高くやりたい」。即戦力として期待された1年目、やられたままでは終われない。(小島 和之)

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