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浦和FW二田理央「余計なことしてゲームを壊した」 松尾「頭が痛い」 痛恨ファウルで得点取り消し

スポーツ報知 2024年8月31日 22時13分

 ◆明治安田J1リーグ▽第29節 町田2―2浦和(31日・国立競技場)

 浦和はアウェーで町田と2―2で引き分けた。

 2―1の後半アディショナルタイム3分。途中出場のFW二田理央が痛恨のミスを犯してしまった。

 相手右CKの流れからクロスをクリアし、カウンターを発動。縦パスに快足を飛ばして抜け出したMF松尾佑介は日本代表GK谷晃生との1対1で冷静に左へかわし、左足でゴールに流し込んだ。3―1と勝利を決定づけたかに見えたが、主審は松尾と並走した二田が相手をつかんでファウルを犯したとして、ゴールは取り消された。

 1点リードのまま迎えた後半アディショナルタイム8分、ロングパスで競り負けた流れから痛恨の失点。直後に終了の笛が鳴り、引き分けに終わった。試合後、松尾は「頭が痛いっす。マジで」と唇をかんだ。

 二田は「本当に余計なことをしてしまって、チームが先制点を決めていい試合をしている中で、自分がああいうプレーをしてしまい、ゲームを壊してしまった」と嘆いた。プレーの判断について「走って、佑介くんがファーに蹴ってGKが(はじいて)こぼれたのを狙おうとして相手の外側に走ろうと思って横にいて手を出してしまった」と振り返った。

 結果的には、勝利を帳消しにする1プレーとなった。「あれが入っていれば3―1で勝てていた。本当に自分のプレーのせいでこうなってしまい、チームに申し訳ないです」。今夏に加入した21歳は「みんなも切り替えるしかないと言ってくれた。試合も続きますし、今日は反省して、次の試合ではチャンスをいただけたらチームのために走って戦いたい」と前を向いた。

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