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【阪神】若き主砲がうどんパワーで逆転3ラン 大盛り1・5玉にちくわ天トッピングで酷暑対策バッチリ

スポーツ報知 2024年9月1日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 阪神4―2巨人(31日・甲子園)

 聖地がまさにお祭り騒ぎだ。2点を追う6回2死一、二塁。阪神・佐藤輝は戸郷の直球を振り抜いた。「軽く捉えて何とかセカンドランナーをかえす意識だった」。虎党の夢を乗せた白球はグングン加速。左中間へ飛び込む逆転3ランとなった。

 値千金の一発は21日のヤクルト戦(京セラD)以来の11号。戸郷には5回までわずか1安打で自身も連続三振に倒れており、「ワンチャンスで最高の結果になってよかった」と胸をなで下ろした。岡田監督は「大きいよ。そら一番のバッティングやんか」と賛辞を贈った。

 最終盤に本領発揮だ。食欲の落ちる夏場はうどん店に通い詰める。大盛り1・5玉にちくわ天をトッピングするのがお気に入り。「めっちゃ元気です」と酷暑対策はバッチリだ。8月は打率2割8分7厘、6本塁打、21打点で完走。うどんパワーで真夏を乗り越えた。

 チームは長期ロード明け初戦で劇的な逆転勝利。連敗を2で止め、15年以来の甲子園8連勝となった。「きょうの勝ち負けはものすごく大きい」と指揮官。首位・広島とは4・5差。厳しい状況は変わらないが、最後まで死力を尽くす。(直川 響)

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