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大谷翔平、史上初の「43―43」から一夜明け Dバックス戦「1番・DH」先発出場 8月最終戦で44号なるか

スポーツ報知 2024年9月1日 6時43分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(31日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が31日(日本時間9月1日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場する。ナ・リーグ西地区首位と2位の直接対決の2戦目。初戦の勝利でゲーム差を「5」に広げたド軍は連勝を、大谷は2試合連続の44号、44盗塁目を狙う。

 前日30日(同31日)の同戦では、初回先頭の第1打席で初球を捉えて右翼線二塁打。ブーイングをひと振りで吹き飛ばすと、2回は昨年9月に手術を受けた右肘に死球を受け、一瞬ヒヤリとしたが、その後2試合ぶりの二盗となる43盗塁目を決め「42―43」とした。

 歴史的瞬間が訪れたのは8回2死だった。大谷は4番手右腕・シーウォルドの93マイル(約149・7キロ)直球を捉えた。打球速度99マイル(約159・3キロ)、打球角度32度、飛距離380フィート(約115・8メートル)で左翼席に着弾。2試合ぶりの43号ソロで史上初となる「43―43」に到達した。これまでは42本塁打、46盗塁を記録した98年のA・ロドリゲス(マリナーズ)の「42―42」が最高記録だったが、投手としては“リハビリ中”の大谷が上回った。

 チェースフィールドでは初ホームラン。29球場(現在の各球団本拠地では27球場)目の本塁打とした。17日(同18日)の敵地・カージナルス戦では同戦初アーチを描き、日本人初の「全球団制覇」を達成したばかりだが、同初の「全球場制覇」に残り3球場とした。

 打率が上がらず、不振と言われた8月も気付けば6月の12本に次ぐ11本塁打、自己最多の15盗塁。年間51本塁打&51盗塁ペースとしており、前人未到の「50―50」も現実的なターゲットになっている。この日のDバックス先発、M・ケリーとはエンゼルス時代の21年に対戦し、3打数1安打1打点だった。今月の最終戦でも大爆発なるか―。

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