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「24時間テレビ」両国国技館へ走り出したやす子へ春風亭昇太&水卜麻美アナがエール…「やす子さん頑張れぇ」

スポーツ報知 2024年9月1日 7時27分

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ47」で全国の児童養護施設のために使われる「目的別募金」のチャリティーマラソンランナーを務めるタレント・やす子が1日朝、横浜市の日産スタジアムを出て会場の両国国技館を目指して走り始めた。

 台風10号の接近に伴い、当初予定されていた市民ランナーの参加が中止になり、8月31日は競技場の周回コースを走る形となった。

 やす子にとって、当初の想定とは違ったランになった。本来は、1000人を超える市民ランナーも参加する予定だったが、台風10号の接近を受け中止に。また天候を鑑(かんが)み、この日はスタジアム内を周回する形になった。これまでのマラソン練習では酷暑を想定して対策をとってきたが、暑さよりも雨や風との闘いが強いられることになった。

 それでも、やす子を駆り立てたのは「児童養護施設のために」という思いの強さゆえだ。今回「高校時代に児童養護施設にお世話になっていた」と生い立ちを公表し、史上初めて「目的別募金」の形でのチャリティーマラソンを発案。新たに「マラソン児童養護施設募金」を開設し、やす子が走る間にテレビ画面に映るQRコードから募金すると、通常の「24時間テレビ」の募金で使われる福祉支援や災害復興支援などとは別に、全額が全国の児童養護施設のために使われる。

 「自分が児童養護施設でお世話になったとき、大人に気にかけていただいたことがすごくうれしかった。今度は自分が恩返しする番」と決意のやす子。1日午前6時36分の時点ですでに募金額は1億3600万円に到達している。

 競技場を出たやす子へ石川・七尾市から出演した落語家の春風亭昇太は「やす子さんの思いが彼女の背中を今、押しているんだと思うんですけど、まだまだ先がありますけど、頑張ってやってください」と激励。さらに同じく七尾市から出演した同局の水卜麻美アナウンサーも「みなさまさにご賛同いただきまして、たくさんの募金が集まっています。ありがとうございます」と視聴者に感謝し「やす子さん、国技館に向けてスタートを切っています。やすこさん頑張れぇ」とエールを送っていた。

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