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やす子、「24時間テレビ」マラソン涙のゴール「走れて良かったな~」

スポーツ報知 2024年9月1日 20時41分

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ47」が1日、東京・両国国技館からの生中継でクライマックスを迎え、全国の児童養護施設のために使われる「目的別募金」のチャリティーマラソンランナーを務めたタレント・やす子(25)が完走を果たした。

 午後8時41分、両国国技館の会場でYOSHIKIらが構えたゴールテープを切った、やす子は左手で涙をぬぐうと、「走れて良かったな~」と一言。

 「応援して下さった方、ありがとうございました」と頭を下げた。

 今回のマラソンは8月31日、横浜市の日産スタジアムでスタート。台風10号の影響で同日は同スタジアム内を周回。この日朝から会場の両国国技館を目指して走り始めた。

 やす子のランについてはこの日夕方、「足をくじいて、左足首を痛めたようです」と番組から説明があり、笑顔の一方で両足へのテーピング処置が目立っていた。

 やす子にとって、当初の想定とは違ったランだった。本来は1000人を超える市民ランナーも参加する予定だったが、台風の接近を受け中止に。天候を鑑(かんが)み、初日はスタジアム内を周回する形になった。

 これまでのマラソン練習では酷暑を想定して対策をとってきたが、暑さよりも雨や風との闘いが強いられることになった。

 やす子を駆り立てたのは「児童養護施設のために」という思いの強さ。今回「高校時代に児童養護施設にお世話になっていた」と生い立ちを公表し、史上初めて「目的別募金」の形でのチャリティーマラソンを発案。新たに「マラソン児童養護施設募金」を開設し、やす子が走る間にテレビ画面に映るQRコードから募金すると、通常の「24時間テレビ」の募金で使われる福祉支援や災害復興支援などとは別に、全額が全国の児童養護施設のために使われる。

 募金金額はゴールの時点で4億円を超えた。

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