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フラッグフット世界選手権で殊勲の逆転TD・森永瑚雪、ロス五輪へ意欲「やるしかない」 普段は大学アメフト部で男子部員と練習

スポーツ報知 2024年9月1日 19時53分

 28年ロサンゼルス五輪で初採用されるフラッグフットボールの世界選手権(フィンランド・ラハティ)で、銅メダルを獲得した女子日本代表が1日、羽田空港と関西空港に帰国した。オーストリアとの3位決定戦で終盤に逆転タッチダウンを決めた森永瑚雪(HYPERION東京)は「勝った瞬間は実感がなくて、自然に涙が出てきて、メダルをかけてもらった瞬間に本当に銅メダルが取れたんだなっていう気持ちでした」と喜んだ。

 熊本県出身で19歳の森永は、3歳上の姉の影響でアメフト選手だった父がコーチを務めるチームで小学1年から競技を始めた。小学4年から高校3年まではラグビーにも並行して取り組み、明治学院大に進学。大学ではアメリカンフットボール部に在籍し、週末などにフラッグフットボールのクラブチームで練習しているという。

 同大のアメフト部で女子選手はたった1人。入部時は「男子と一緒に練習したら、もっとレベルアップできると思った」と監督に直談判。前例のないケースで即断とはいかなかったが、最終的には熱意が認められた。普段は男子部員に交ざって接触のないラントレやキャッチの練習などに取り組んでいる。28年ロサンゼルス五輪での代表入り「やるしかない。男子のスピードとかはやっぱり女子より速いのでそこで練習しつつ、チームでも練習して、そこまでに自分の課題をつぶしていければ」と意気込んだ。

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