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【広島】矢野雅哉「初めての経験です」2戦連続のプロ4号は球団11年ぶりのランニング本塁打

スポーツ報知 2024年9月1日 20時1分

◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(1日・マツダスタジアム)

 広島の矢野雅哉内野手が、意外な形で2戦連続本塁打をマークした。

 2点リードの6回2死二、三塁。2番手・ロドリゲスの直球を捉えた打球は、前進守備の中堅・増田の後方ダイビングも及ばず。矢野は快足を飛ばし、一気に三塁も回ってヘッドスライディングで本塁に生還。球団で13年8月2日のヤクルト戦(神宮)の丸以来となるランニング本塁打で貴重な3点を追加した。

 「必死に走りました。初めての経験です。いい追加点になってよかったです」

 前夜のヤクルト戦では、7回に“師匠”菊池の8号ソロに続き、22年8月27日の巨人戦(マツダ)以来、735日ぶりとなる右翼ポール直撃のプロ3号。試合後には、新井監督が「矢野くんは、ちゃんと明日修正してやってほしいですね(笑い)。振りが大きくならないように」と“珍要求”。その言葉に応えるコンパクトな一振りだった。

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