【台北（台湾）１日＝加藤弘士】Ｕ－１８アジア選手権が２日、開幕する。高校日本代表の小倉全由監督（６７）と間木歩主将（報徳学園３年）が台北市内のホテルで開かれた前日会見に出席した。
これもお国柄か…。会見のオープニングでは台湾の誇るヘソ出しチアリーダーが壇上に立ち、セクシーなダンスを見せる圧巻のパフォーマンスを披露した。甲子園大会の開会式では考えられない異例の展開に、日本の報道陣も思わず度肝を抜かれた。マイクとスピーカーを駆使して盛り上げる台湾の熱烈な応援は、昨年の第３１回Ｕ１８Ｗ杯でも、日本代表を苦しめたことで知られる。今年も現地の盛り上がりは必至な情勢だ。
そんな中、ステージ上に立った小倉監督は「日本チームは体調がいい中、いい感じでやっています。金メダルを目指して精いっぱい頑張りたい」とあいさつ。間木主将は台湾での楽しみを聞かれ「日本と違うご飯があるので、おいしく食べたいなと思います」と語り、「優勝を目指してチームが一つになって頑張りたい」と意気込んだ。
アジアの頂点を目指す戦いが、いよいよ始まる。