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AKB48、専用劇場改修前の最後の公演 倉野尾総監督ら涙 劇場再開は12月8日の19周年記念日

スポーツ報知 2024年9月1日 21時37分

 AKB48が1日、東京・千代田区秋葉原のAKB48劇場で、同劇場改修前最後となる公演「AKB48劇場リニューアル前 最終公演~6843日6552公演の思い出をありがとう。~」を行った。

 グループ総監督の倉野尾成美は「たくさんのメンバーがこのステージに立って、一つ一つ学ばせてもらって、1人のアイドルとして1人の人間として成長できる場でした」と涙ながらに振り返った。今後、楽屋や舞台に最新設備が導入されることに期待を寄せながらも、「今ある設備は残ってほしい」と複雑な心境を明かした。その上で、リニューアル後も「(AKB48メンバーの)原点であることには変わりありません」と強調した。

 この日は現役メンバー42人で1stシングル曲「会いたかった」など18曲を披露。メンバーが思い出や伝統を振り返る一幕もあり、長友彩海は「衣装を見たら、峯岸という文字が出てきて…」と着用した衣装がAKB1期生の峯岸みなみも着用していたものだったという。

 同劇場は05年12月8日にグループ専用劇場としてオープン。老朽化による全面改修工事実施のために、9月2日~12月7日まで閉鎖される。劇場閉鎖中は、国内での出張公演を開催する。劇場再開は12月8日の19周年記念日になる予定。2度延期していた秋元康総合プロデューサー書き下ろしのオリジナル新公演でこけら落としを行う。この日、同公演のメンバーに倉野尾ら16人が選ばれたことも発表された。

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