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【広島】新井監督「何か持っていますね、彼は」矢野が球団11年ぶりランニングHR&球団通算8888号

スポーツ報知 2024年9月1日 21時48分

◆JERAセ・リーグ 広島5―1ヤクルト(1日・マツダスタジアム)

 広島は、9月初戦を白星で飾り、2連勝で2位・巨人に0・5ゲーム差の首位をキープした。

 3回に小園が先制&決勝の2点打。6回には、矢野が球団では13年8月2日のヤクルト戦(神宮)の丸以来となるランニング本塁打でリードを5点に広げた。前夜に2年ぶりのプロ3号を放った矢野の2戦連続本塁打は球団通算8888号となった。

 先発・玉村は、無失点で迎えた9回無死満塁のピンチを招いて降板。プロ初完封は逃したが、21年に並ぶ自己最多タイの4勝目。9回のピンチは守護神・栗林が走者一人の生還を許しただけで締めくくり、リーグ単独最多36セーブ目を手にした。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―9回無死満塁のピンチも、最後は栗林が締めくくった

 「タマ(玉村)、惜しかったですね。もうちょっとだったんですけどね。立ち上がりから力もなく、テンポも良くナイスピッチングだったと思います。また、サク(坂倉)もいいリードだったと思います」

 ―プロ初完封が目前だった

 「初完封をやらせてあげたかったんですけど、まずは勝たないといけないので。セーブシチュエーションになったので、栗林にいってもらいました。

 ―攻撃は3回、小園選手が先制&決勝の2点打

 「だいぶ戻ってきましたね。上がってきましたね。バッターボックスの中でもバタバタすることなく、落ち着いて、ナイスバッティングだったと思います」

 ―6回は矢野選手が2試合連続本塁打となるランニング本塁打で3点を追加

 「2試合連発ですからね。いや~(5月に3年ぶり今季1号を放った)野間さんのホームラン(数)超えましたね。エンターテイナーだなと。今日もナイスホームランでした」

 ―矢野選手が打つとベンチが盛り上がる

 「そうですね。チームのムードメーカーでもありますし、何か持っていますね、彼は。守備もいいですし、バッティングもいいですし、顔もいいですし」

 ―矢野選手に対しては、2年ぶり弾を放った前夜の試合後に「振りが大きくならないように」と

 「本当にコンパクトに、ね。外野が前に来ていたのも分かっていたと思いますし、状況も冷静に頭に入っていたと思うし、今日もナイスバッティングでした」

 ―今日は早出特打もチェックしていた

 「言葉はかけられなかった。雰囲気、出していたから。早出を見ていたけど、もう昨日のホームランで雰囲気出してバッティングしていたので、ちょっと近寄りがたいオーラがあったので…ハハハ」

 ―負けられない試合が続いていく

 「いつも言っているんですけど、自分たちがやるべきことをしっかりやって、いい準備をして、一戦一戦ですね。相手はコントロールできない。一戦一戦うちらしい全員野球で戦っていきたいと思います」

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