◆ＪＥＲＡセ・リーグ 阪神１―３巨人＝７回降雨コールド＝（１日・甲子園）
巨人・菅野智之投手が７回７安打１失点（自責０）でリーグ単独トップの１３勝目。降雨コールドで、今季２度目の完投となった。
初回は１死から安打と味方の失策で一、二塁となり、大山に先制の右前適時打を許したが、最少失点でしのいだ。同点に追いついた直後の４回も味方の失策があり２死二塁となったが、梅野を中飛に。５回は２死一、二塁で森下を１５２キロ直球で右飛に封じ、ピンチを切り抜けた。
雨中のマウンドでチームを勝利に導いた投手陣最年長。杉内投手チーフコーチは開口一番「トモ、踏ん張ったなあ。さすがだね。この雨の中。よくやった」と称賛。ピンチでの粘投にも「（相手は）得点圏打率が高い子が多いから。その中でも粘り強く投げたのは、トモの実力ももちろんなんですけど、絶対に点を与えない気持ちが勝ったんじゃないですかね」と目尻を下げた。