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大谷翔平、第2打席も空振り三振 3戦連発の45号なるか ドジャースは2回に一挙8失点で劣勢

スポーツ報知 2024年9月2日 5時57分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(1日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。8点を先制された直後の3回先頭の第2打席は2打席連続の空振り三振だった。

 ナ・リーグ西地区首位を走るド軍と同地区2位のDバックスの直接対決の3戦目。初戦から2連勝でゲーム差を「6」に広げて迎えたドジャースだったが、この日は2回に先発・ロブレスキが一挙8点を失う苦しい展開となっている。Dバックス先発のファットと大谷はこの日まで通算3打数2安打1打点の打率6割6分7厘だったが、初回先頭の第1打席は3球で空振り三振に倒れていた。

 31日(同1日)の第2戦では、初回に2試合連発、通算11本目の先頭打者本塁打となる44号ソロを放ち、最強打線に火をつけた。衝撃が残る中、2番・ベッツが2球目を左翼席へ14号ソロ。さらに、3番・フリーマンは初球を右翼席へ19号ソロとした。ドジャース史上初の初回先頭からの3者連続アーチ。わずか4球で3点を奪い、敵地は騒然とした。大谷は3―4と逆転された直後の2回無死満塁でも中犠飛を放ち、M・オズナ(ブレーブス)に並ぶ98打点とし、本塁打との2冠に立った。

 「不振」と言われた8月は月間打率こそ2割3分5厘だったが、6月に並ぶ今季月別最多の12本塁打、自己最多の15盗塁は両リーグトップだった。MLBサイトのS・ラングス記者によると、同じ月に本塁打と盗塁がそろってメジャー最多だったのは1968年4月のL・ブロック(カージナルス)以来56年ぶりの快挙だった。

 勝利を追い求め、エンゼルスから常勝ドジャースに移籍した今季。熱望した優勝争いで「ヒリヒリする」9月に突入した。前日終了時点でシーズン52発&51盗塁ペース。前人未到の「50―50」が現実味を帯びてきている。この日は3戦連発の45号、2試合ぶりの44盗塁目に期待がかかる。

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