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【大学野球】大商大の渡部聖弥が「4番・三塁」で豪快2ラン 巨人・水野スカウト部長ら9球団が視察

スポーツ報知 2024年9月2日 17時38分

◆関西六大学秋季リーグ戦 第1節1回戦 大商大6―0神院大(2日・南港中央)

 台風10号の影響で延期になっていた関西六大学リーグが開幕し、春Vの大商大が神院大に11安打6得点で大勝した。10月24日のドラフト会議の上位候補に挙がる渡部聖弥外野手(4年=広陵)は、「4番・三塁」で出場。初回2死三塁で迎えた今季初打席で、高めの真っすぐを捉えて左翼スタンドへ先制2ランを放った。「打った瞬間に行ったなと思った。1打席目、入りを大事にしていた中で、ああいう結果が出たのはすごくうれしかった」。6回からは二塁守備に就き、軽快なフィールディングも披露。8回の4打席目には左前打を放ち、リーグ史上14人目となる通算100安打を達成した。

 バックネット裏には、巨人や阪神など9球団のNPBスカウト陣が集結。巨人・水野スカウト部長は「(本塁打は)すばらしいね。打撃は大学生の外野手だと(青学大の)西川(史礁)か渡部かというところ」と評価した。

 下級生時から注目を集め、ドラフト上位候補に成長した右の大砲は、大学日本代表で4番も経験。「(5回の打席で)足をつってしまって…。やっぱりこのリーグ戦、特別な思いじゃないですけど、たかぶるものがあった」。並々ならぬ思いを持ち、アピールを続ける。

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