お笑いコンビ「ＮＯＮ ＳＴＹＬＥ」の石田明が２日、吉本興業東京本部で行われた「漫才ワークショップ―講義編―」に「シシガシラ」の浜中英昌、脇田講師と共に出席した。
東大の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせるプロジェクトとして、２１年から行われている「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」。今年は１２人の東大生が集まり、石田の講義とネタ作りのワークショップなどが行われた。
イベント終盤には、参加者が完成したばかりのコントを披露。緊張感が漂う中にも、会場からは笑いが起きた。２００８年のＭ―１グランプリで優勝した石田が、身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。「面白い。なかなか芸人では出さないような設定があった」と評価しつつ、東大生を前に「もっと難しい言葉を使ってくるかなと思ったけど、われわれ下々に合わせてくれて」とボケることも忘れなかった。
参加した経済学部３年の角田阿聖さんは、ゼミの先輩と「パイナップル丸呑み坊や」を結成。大学でお笑いサークルに所属しているそうで「石田さんをずっとテレビで見ていた。夢みたい」と喜んだ。
１１日には、東京・渋谷のヨシモト∞ドームで参加した東大生によるお披露目ライブが行われることになっている。