７人組ダンス＆ボーカルグループ「三代目Ｊ ＳＯＵＬ ＢＲＯＴＨＥＲＳ」の今市隆二が２日、東京・日本武道館で、自身初となるソロ単独公演を行った。
ソロ活動から約６年で立つ念願のステージに胸が躍った。「ソロアーティストの聖地と言えば日本武道館。矢沢永吉さんのライブを見ていて憧れの場所だった。ここ数年、客席から見ていたので、こうやって舞台に立てるのはうれしい」と感慨深げに客席を見渡した。
今年３月に台湾で初の海外単独ファンミーティングを開催し、今年のソロ活動をスタートさせた。ここまでの約半年を振り返り「ライブは楽しい、歌うことは楽しいと再認識することができたソロ活動となった」と充実感をにじませた。
誕生日当日に行う特別な公演でもある。三代目ＪＳＢのメンバー岩田剛典、小林直己、ＮＡＯＴＯ、山下健二郎がサプライズで登壇してケーキを贈った。１万人から３８歳の誕生日を祝福された今市は「自分のお祝いというより、ファンとの特別な記念日にもなればうれしい。これからもボーカリストとして歌を歌いたい。もっと自分磨きをして格好いい大人になりたい」と声援に応えた。
１１月からは三代目ＪＳＢのドームツアーが始まる。今市は「６年ぶりの新アルバムを引っ提げてのツアー。今までにない新しい三代目が見られるのでは。今までのドームツアーの形を変えるものになると思う。今からファンの反応が楽しみ」と自信をのぞかせた。
ライブでは６月２６日発売のアルバム「Ｒ」に収録の「ＲＥＤ」などメドレーを含めて２１曲を披露した。