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メッツ・千賀滉大がシーズン最終盤にリリーフで復帰の可能性示唆「1イニングでも投げたい」

スポーツ報知 2024年9月3日 5時53分

 メッツ・千賀滉大投手(31)が2日(日本時間3日)、今季中の復帰に意欲を示した。

 千賀は今季、右肩を痛めた影響で出遅れ、7月26日(同27日)の本拠地・ブレーブス戦で今季初登板初先発を果たして6回途中で73球を投げて2安打2失点、9奪三振の好投で勝利投手になったが、左ふくらはぎを痛めて再び60日間の負傷者リスト(IL)に入った。

 ILに入っているため、復帰出来るのは最短でも、レギュラーシーズン残り5試合の25日(同26日)の敵地・ブレーブス戦から。地元局「SNY」が「X」(旧ツイッター)で公開したインタビューでは「100%とはもちろん言い切れないですけど、僕は(メジャーに)戻れる日にちが決まっていますし、残り5試合で戻れると思うんですけど、そこで戻れるか、戻れないかと言うところで、戻れるように最大限の努力をして行きたいなと思っています」と意気込みを口にした。ブルペンでの投球練習も目前のようだ。

 メジャー1年目だった昨季は12勝7敗、防御率2・98。これまでのメジャー全30登板は全て先発だが、ソフトバンク時代には救援の経験もあるとあって「先発として、いきなり5、6回投げられるかといったら、(今季中に)その時間はないと思いますし、僕自身どうなるかもちろん分からないですけど、思い切り投げられて、1イニングでも多く投げる準備をして戻ってくるというのは全員の共通(認識)ではあると思うので、僕としてはどこというよりは、1イニングでも投げられる準備をするというというところに目標はあるので、そこを目指していこうかなと思います。僕自身それ(救援登板)に抵抗はないですし、とにかく1イニングでも投げたいという気持ちはあるので、まずは100%に戻さないと、そこには立てないと思うので、そこに戻れるように日々リハビリかなと思います」と、復帰した場合はリリーフになる可能性も示唆した。

 メッツは、ここまで貯金9で、ワイルドカード枠には1ゲーム差。プレーオフ出場へ向けて今後は負けられない戦いが続くとあって「チームの状況によって最後の数試合がとても重要になってくるのは、今の状況だと間違いないと思うので、(自身の状態が)100%じゃなかったらもちろん(メジャーに)帰れないですし、とにかく帰られるように努力するのが1番かなと思います」と決意を口にしていた。

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