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大谷翔平、第6打席は見逃し三振 3日前に一発の右腕からフルスイング連発も…2戦ぶり45号はお預け

スポーツ報知 2024年9月3日 8時23分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(2日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。7点リードの9回2死の第6打席は3日に一発を見舞っている4番手右腕・シーウォルドから見逃し三振だった。のけぞるようなフルスイングを連発したが、2試合ぶりの45号はお預けとなった。

 Rソックス時代の19年に19勝、タイガース時代の昨季も13勝を挙げるなど通算5度の2ケタ勝利を誇るDバックス先発のE・ロドリゲスとはこの日まで通算11打数2安打の打率1割8分2厘、1本塁打だったが、今季初対戦で初回先頭の第1打席は右前打。打球速度117・2マイル(約188・6キロ)を計測し、自身今季2番目の速さの当たりだった。

 3回無死二塁の第2打席は二ゴロに倒れたが、4回2死三塁の第3打席は勝負を避けられるような形で四球を選ぶと、続くベッツの4球目に3試合ぶりの二盗となる44盗塁目を決めて「44―44」とした。

 敵地が騒然としたのは7回だった。大谷は1死走者なしの第4打席で2番手左腕・モンゴメリーから右前打をマークし、3試合ぶりのマルチ安打とした。続くベッツの2球目に二盗、3球目に三盗を立て続けに決めて46盗塁。自身最多タイとなる1試合3盗塁で「44―46」と“史上初”の数字を伸ばし続けている。8回2死一塁の第5打席は3番手右腕・セコーニから四球だった。

 ナ・リーグ西地区首位を走るド軍と同地区2位のDバックスの直接対決も最終第4戦。大谷は第1戦で2回に43盗塁目、8回に43号ソロをマークし、史上初となる「43―43」を達成。第2戦では初回に通算11本目の先頭打者弾となる44号ソロを放ち、2番・ベッツ、3番・フリーマンと球団史上初の初回先頭からの3者連続アーチを呼び込んだ。しかし、第3戦では4打数無安打3三振。8回途中交代となっていた。

 1日終了時点で年間52本塁打、50盗塁ペース。この日4回、7回の盗塁で同54盗塁ペースとなった。前人未到の「50―50」も現実的なターゲットとなっている。

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