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小結・平戸海、荒汐部屋への出稽古で20番 「勉強になる」先場所完敗した若隆景とは4勝4敗

スポーツ報知 2024年9月3日 16時6分

 大相撲の小結・平戸海(境川)が3日、秋場所(8日初日、東京・両国国技館)に向け、東京・中央区の荒汐部屋へ出稽古を行った。若元春(荒汐)、若隆景(荒汐)、同じく出稽古に来ていた関脇・霧島(音羽山)、北の若(八角)との幕内力士の申し合い稽古で計20番取って、10勝10敗。「いい稽古ができた。踏み込んでいけたので良かった」と振り返った。稽古終盤は霧島と三番稽古の形になり1勝4敗。「あまり勝てなかったが、何番かいい相撲を取れた」と手応えを口にした。

 荒汐部屋への出稽古は初めてだったという平戸海。荒汐部屋の若隆景とは7月の名古屋場所で初対戦し完敗した。先週は若隆景が境川部屋に出稽古に来たこともあり、この日は自ら稽古に出向いた。ともに体重が130キロ台で幕内では軽量に入る。優勝経験のある実力者を相手に4勝4敗。「(若隆景との稽古は)勉強になる」と、充実した表情を浮かべた。

 秋場所へ向けては「立ち合いからの出足。2、3歩目を意識していきたい」と語った。(大西健太)

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