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【巨人】秋広優人が9回に価値ある四球 新打法で6球連続ファウルと粘り同点劇生む…この日1軍昇格

スポーツ報知 2024年9月3日 22時22分

◆JERA セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト=延長10回=(3日・京セラドーム大阪)

 巨人・秋広優人内野手が、粘りの四球で9回の一時同点劇を生んだ。

 この日、1軍昇格したばかりの秋広は9回1死から代打で登場。抑えで登板したヤクルトの小沢怜史投手に、カウント3-2から6球連続ファウルで粘り、12球目に価値ある四球を選んで出塁。すると、続く丸佳浩外野手が右翼線二塁打でつなぎ、浅野翔吾外野手が右飛に倒れた2死二、三塁から、モンテス内野手が左中間スタンドに来日初本塁打となる1号3ランをたたき込み、土壇場で同点に追いついた。

 秋広は6月23日に登録抹消されて以来、約2か月ぶりの再昇格。ファームでは87試合で打率2割6分8厘、1本塁打ながら、直近5試合は19打数6安打、打率3割1分6厘とアピールし、1軍切符をつかみとった。8月下旬から立てていたバットを左肩の上に寝かせ、テイクバックを小さくしたフォームに変更した。「打ちにいく準備ができているので、差し込まれる怖さがない」と話していた通り、この日の打席で対戦した小沢の12球すべてが直球だったが、振り負けなかった。

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