日本サッカー協会は３日、女子日本代表「なでしこジャパン」の宮本ともみコーチが、契約満了に伴い、退任することになったと発表した。
宮本コーチは２１年に池田太監督の就任に伴い、なでしこジャパンのコーチに就任。Ｕ―１９代表、同２０代表のコーチも兼務した。今回ベスト８で終わったパリ五輪を最後に退任した池田監督とともに退任することになった。
日本サッカー協会を通し、宮本コーチは「アンダーカテゴリー時代を含め、日本代表のコーチングスタッフとして仕事ができたことを誇りに思います。これまで共に戦ってきたスタッフや選手たちのプロフェッショナルな姿勢に多くのことを学ばせていただきました。改めてみんなに心から感謝を伝えたいです。昨年のＦＩＦＡ女子ワールドカップ、そして今年のパリオリンピックはベスト８という結果に終わり目標を達成することはできませんでしたが、太さんをはじめとするスタッフや選手と一緒に積み上げてきた一日一日が私にとっての財産です。今後の日本サッカーのさらなる発展の一助となれるよう、引き続き指導者として成長していきたいと思います。これまで応援してくださったサポーターの皆様、支援してくださったパートナー企業の皆様にも感謝をお伝えするとともに、今後も厚いサポートをぜひお願いします」とコメントした。