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【阪神】高橋対決は遥人の勝ち! 7回0封で甲子園1049日ぶり白星 木浪聖也は金メダルパワー爆発

スポーツ報知 2024年9月3日 20時57分

◆JERAセ・リーグ 阪神4―1中日(3日・甲子園)

 阪神・高橋遥人投手が7回3安打で3勝目を挙げ、甲子園では2021年10月21日の中日戦以来、1049日ぶりの勝利を手にした。中日・高橋宏斗投手との投げ合い。注目された同姓の好投手対決は、虎の高橋に軍配が上がった。

 3回まで1人の走者も許さない快投。4回先頭の岡林に初安打を許したが、福永、カリステを打ち取ると、2死三塁で細川の内角の147キロが決まった。見逃し三振でピンチを脱し、5回と6回は3者凡退。7回に1死一、二塁を招いたが、石川昂を三ゴロ。一打同点の2死二、三塁で村松から空振り三振を奪った。

 左肘、左肩などの手術を乗り越え、8月11日に3年ぶりに1軍のマウンドを踏んでから3戦3勝。中日戦は通算7勝1敗で、甲子園では6勝0敗とした。

 攻撃陣はワンチャンスで主導権を奪った。2回先頭の佐藤輝が右前打。前川が四球を選ぶと、梅野が相手のバントシフトに対し、意表を突くバスターを決めた。前進してきた一塁・石川昂の左を抜く右前打で無死満塁。木浪が初球攻撃で左前に先制2点打を放った。満塁では、今季13打数7安打、14打点。昨季も18打数8安打だった“満塁男”が、またも光った。

 試合前には、パリ五輪のレスリング女子76キロ級で金メダルに輝いた鏡優翔がファーストピッチ・セレモニーに登場。木浪の大ファンだというメダリストのためにサプライズで打席に立った背番号0が試合でも雄姿を披露した。7回には、先頭で右翼フェンス直撃の二塁打。そこから1死三塁と好機が広がり、近本の適時打を呼んだ。さらに8回1死満塁でも押し出し四球。2安打3打点で打の主役をさらった。

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