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清宮海斗、史上初「N―1制覇」&「GHC防衛」…「NOAHをプロレス界トップに持っていきます」…9・1大阪全成績

スポーツ報知 2024年9月4日 6時1分

プロレスリング・ノア「N―1 VICTORY 2024」(1日、エディオンアリーナ大阪)観衆1537

 プロレスリング・ノアは1日、エディオンアリーナ大阪で「N―1 VICTORY 2024」を開催した。

 メインイベントのGHCヘビー級王者でAブロック1位の清宮海斗とBブロック1位の拳王が大会6回の歴史で史上初めて「N―1優勝決定戦」&「GHCヘビー級選手権」で激突した。

 同じ「ALL REBELLION」のリーダーの座をかけた息詰まる熱戦は、25分09秒、アームドラッグで清宮が拳王を破り、2年ぶり2度目の「N―1制覇」とGHC王座の3度目の防衛に成功した。

 試合後、バックステージで清宮は「本当にキツくて、過酷で、熱いリーグ戦だったけど、プロレス界一熱い選手たちが集まったリーグ戦を優勝することができて、本当によかった。このリーグ戦、参加した選手たち全員、心からありがとうございます」と感謝し「NOAH最強を決めるリーグ戦、N‐1を獲った。そして、GHCも獲った。そして、ALL REBELLIONのリーダーも俺です。NOAHの熱いプロレス、これからも俺が全国各地、いや、世界中で見せて、NOAHをプロレス界トップに持っていきます。その過程であるならば、誰の挑戦でも受けてやりますよ」と約束した。

 拳王には「拳王という人間がいなければ、自分がこうやってジェラシーを持って、常に上を見続ける、目指し続けることも、もしかしたらなかったかもしれない。あいつがいたから、ここまで常に負けたくないという気持ちでやってきたし、ALL REBELLIONという同じチームでいても、仲間でありライバル。これからもやっぱりあいつとは仲間だけどね、競り合って、お互い競い合って、このNOAHをもっともっと高い位置に持っていこうと思います」と改めて共闘を誓った。

 さらにリーグ戦中に引退した小川良成へ「小川さんを驚かせるようなレスラーになってやろうと思います。改めて本当に小川さん、ありがとうございました」と感謝していた。

 一方、敗れた拳王は「このままではダメだな、おい。プロレスラー拳王として、このままではダメだろ。まだまだしっかりと考えて歩んでいくよ」と悔しさを表した。

 ◆9・1大阪大会全成績

 ▼N―1 VICTORY 2024優勝決定戦 GHCヘビー級選手権試合

○王者・清宮海斗(25分09秒、アームドラッグ→片エビ固め)挑戦者・拳王●

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合

挑戦者組・○HAYATA、YO―HEY(19分14秒、ヘデック→片エビ固め)王者組・近藤修司、Eita● 

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合

○挑戦者・ダガ(17分12秒、ディアブロウイングス→エビ固め)王者・AMAKUSA●

 ▼GHCタッグ選手権試合

王者組・丸藤正道、○杉浦貴(19分54秒、フロントネックロック→レフェリーストップ)挑戦者組・齋藤彰俊●、モハメド ヨネ

 ▼6人タッグマッチ

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、ガレノ・デル・マル、○ルイス・マンテ(13分34秒、ヴェルタフィナーレ→エビ固め)シュン・スカイウォーカー、ドラゴン・ベイン●、アルファ・ウルフ

 ▼シングルマッチ

○ジョシュ・ブリッグス(12分26秒、ラリアット→片エビ固め)稲村愛輝●

 ▼8人タッグマッチ

○彩羽匠、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、サンドラ ムーン(13分49秒、ランニングニー→片エビ固め)天麗皇希、青野未来、ボジラ、田中きずな●

 ▼タッグマッチ

征矢学、○タビオン・ハイツ(11分01秒、ハイツボム→片エビ固め)藤田和之、ヨシ・タツ●

 ▼6人タッグマッチ

○タイタス・アレクサンダー、大岩陵平、藤村加偉(13分36秒、ビッグ・アグリー)ジャック・モリス、佐々木憂流迦、大和田侑●

 ▼シングルマッチ

○マサ北宮(7分07秒、サイトースープレックス→片エビ固め)宮脇純太●

 ▼4WAYマッチ

○アレハンドロ(6分04秒、空回弾→片エビ固め)スペル・クレイジー●

※残りは、タダスケ、大原はじめ

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