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山本由伸が2度目マイナー登板 メジャー復帰への最終チェックに…前回登板は2回1失点

スポーツ報知 2024年9月4日 7時56分

◆米マイナー3A オクラホマシティー―シュガーランド(3日、米オクラホマ州オクラホマシティー=チカソーブリックタウンボールパーク)

 右肩腱(けん)板損傷のため60日間の負傷者リスト(IL)に入っているドジャース・山本由伸投手(26)が3日(日本時間4日)、傘下マイナー3Aのオクラホマシティーで本拠地・シュガーランド戦に先発する。マイナーでは2度目の登板で、次回登板はメジャーのマウンドになることが濃厚になっている。

 メジャー1年目の山本は、開幕から先発ローテを守ってきたが、6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で2回28球で緊急降板。右肩腱板損傷と診断されてIL入りして離脱し、実戦登板から離れていた。

 8月28日(同29日)に傘下マイナー3Aで、74日ぶりに対外試合に復帰。オクラホマシティーの敵地・ラウンドロック戦で先発し、予定通りの2回で31球を投げて、1安打1失点、2奪三振で、最速は95・7マイル(約154・0キロ)を計測するなど、順調に復帰初登板を終えた。

 試合後には「問題なく2イニングを投げられたことがよかった。2イニング目の方が感覚がよくなったり、実戦の中で得られるものがたくさんあった」とうなずきながら、「対バッターの感覚をもう少しよくしていけたらなと思います」と課題も口にしていた。

 ロバーツ監督は、この試合で3イニングを投げる予定だと明かしており、順調にステップを踏んだ場合、次回はメジャーのマウンドになる可能性が高いと説明しており、事実上の“最終チェック”となりそうだ。

 メジャーでは14試合に先発して、6勝2敗、防御率2・92。ドジャース先発陣はグラスノー、カーショーがIL入りしており、厳しい台所事情になっている。山本にはプレーオフへ向けて救世主となる活躍が期待されている。

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