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田崎史郎氏、「モーニングショー」で自民党総裁選へ立候補表明議員の「裏金議員処遇」発言を解説「世論に敏感な政治家はこれに反応」

スポーツ報知 2024年9月4日 9時43分

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は4日、自民党の総裁選を特集した。

 スタジオでは現在までに小林鷹之前経済安保担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官が出馬会見を行ったことを紹介。この4人が「裏金が500万円未満で処分されなかった議員の処遇」についての発言を伝えた。

 小林氏は「国民の理解が得られた時点で適材適所の人事を行うことが大切」。石破氏は「新体制になってどうするか決める」。河野氏は「不記載金額を返還することでケジメとして前に進んでいきたい」。林氏は「新たな事実が出てくればもう一度手続きにのっとって結果を出すことが必要」とそれぞれ述べたことをボードで伝えた。

 スタジオにゲスト出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、こうした発言に「政治家見ていると非常に世論に敏感な政治家はこれに反応するんです。それは石破さんや河野さんなんです。敏感であるがゆえに世論に流されやすいわけです」と解説した。

 さらに「慎重な方々は、やっぱり法制度として一事不再理があるでしょ、と。一回判決が確定したものについては、再び審理することが許されないという一時不再理があるわけです」と指摘し「自民党も調査をして、政倫審で証言して処分を決めたわけです。処分を4月4日に決めているわけで、それを蒸し返すのはどうか?というのが昨日の林さんの考え方で今日の茂木(敏充幹事長)さん、金曜日の小泉(進次郎元環境相)さんも同じ考えだと思います」と解説していた。

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