新日本プロレスは３日、都内の事務所でジェイク・リーの入団発表会見を行った。
会見で菅林直樹会長が「新日本プロレスは、２０２４年９月１日付でジェイク・リー選手と正式に所属契約をしましたので、ご報告いたします」と発表した。
その後、ジェイクがサングラス姿、封筒を持って会見場に登場し「記者のみなさん、コレが何かわかるかね？ 契約書だ！ 新日本プロレスは、私とどうしても契約したいらしい。なので、私は快く契約書にサインをした」と明かした。続けて「新日本プロレス……ちょっと前までじゃあ信じられない。全日本、ＮＯＡＨ、新日本……。誰が想像できた？ こうなることを。そう、人生は何が起こるかわからない。私はそれを自分の身をもって、体現し、みなさまに提供している。ヒューマンドラマを提供している！それを追ってくれるだけでも十分、スリリングでおもしろいモノは観れることが、できるんだと思う。ま、とにかく、新日本プロレスと契約した……ということなので、私がまずやるべきこと。それはＷＡＲ ＤＯＧＳのメンバーとして、ゲイブ・キッドとタッグを組んで、このリングをグチャグチャにすることだ。スマートにね？」と宣言した。
さらに今回の入団は「私が入団したいんじゃない。新日本プロレスが私を欲するか、欲しないかだ。会社と選手との契約なんてそんなものじゃないのか。選手はあくまで商品だ。その商品が高値で売れるとなったら、そりゃ会社としてはねぇ？そういうことだよ」と明かし「お金儲けは嫌いですか？私は大好きだ。お金が大好きだ。ここに契約をした理由も、それが理由一つだ、大きなね。私はきれいごとを並べることは多い。だが、このように本音を言う時もある。だが、よ～く注意してくれ。それがホントに心の奥底から言ってる本音かどうかを、アナタ方は見極めなければいけない。なぜなら、私はＳＭＡＲＴ ＢＡＳＴＡＲＤだからだ」と不敵に言い切った。
７月にプロレスリング・ノアを離脱しＧ１クライマックスに参戦。ノアで「ＢＬＢ」の盟友だったジャック・モリス、拳王から「裏切り者」など猛烈に批判を受けたが「彼ら２人に対して私が思うことは、感謝しろだ。なぜなら、私の名前を挙げるたびに、彼らが何かを発信するごとに、注目度を浴びるじゃないか。彼らがジェイクという名前を出すだけで、それだけでだ。数字が上がる、注目度が上がる、これはいまのプロレス界、プロレスラーにとってとても重要なことだ。それに私は十分貢献しているではないか。そして、彼らはそれによって注目度を浴びて、ノアの中でも応援する方々が増えてるんじゃないのか。なら、そろそろ感謝の言葉を述べるべきだろ？『ジェイク・リー選手、本当に感謝いたします。ありがとうございます』と。そうじゃないのかい？ ジャック・モリス、拳王に会った時はそう伝えておけ」と突きつけていた。