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大谷翔平が初古巣本拠地がい旋で適時三塁打「勝ちたいなと思っていた」「感謝しかない」

スポーツ報知 2024年9月4日 13時43分

◆米大リーグ エンゼルス2―6ドジャース=延長10回=(3日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、1点を追う3回1死一塁の2打席目に、昨季までの同僚の先発左腕・デトマーズから右翼線へ同点の適時三塁打を放つなど4打数1安打1打点だった。21年の自己最多100打点にあと1と迫る99打点目となり、かつての本拠地でMVPコールが巻き起こった。チームは延長10回にロハスの適時打で勝ち越し、ベッツが15号ダメ押し3ランを放ち、2連勝とした。

 レギュラーシーズンでは初めてエンゼルスタジアムでプレーした大谷。試合開始時には、場内の巨大モニターには「Welcome Back」などの文字とともに功績をたたえる画像が映り、立ち上がるファンもいた。さらにエンゼルスの公式SNSでは大谷のエンゼルス時代の多くの写真を振り返る特別動画を公開し「welcome back to Angel Stadium, おかえり、翔平!」と英語と日本語を交えて投稿。17年12月の入団会見の様子から始まった動画は「THANK YOU ありがとう」と締めくくられ、場内には打席に立つたびにMVPコールが巻き起こるなど大歓迎ムード一色だった。

 前日2日(同3日)には「楽しみにしてます。一番時間を過ごした球場ではあるので。エンゼルスタジアムでプレーできることに特別な気持ちかなと思います」と話していた大谷。試合後には「レギュラーシーズンは初めてだったので、もちろん楽しみにしていましたし、勝ちたいなというのが一番だったので、いい形で勝てて良かったです。(声援は)選手としてありがたいですし、本当に心強いなというのが率直なところかなと思う。流れとしても大きい声援があるだけで違うと思うので、心強いなと思います。アナハイムのファンの人達の前でプレーできるというのが一番で、本当に感謝しかない。今日ここでプレーできたのは自分にとって大きな事だったなと思います」と感慨深そうに振り返った。

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