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松前ひろ子、波乱万丈の歌手生活55年間を振り返りしみじみ「自分を褒めてあげたいと思いました」

スポーツ報知 2024年9月4日 14時14分

 演歌歌手の松前ひろ子が4日、都内で新曲「漁り火情歌」「波止場で汽笛が鳴く夜は」の発売記念イベントを開催した。

 9月に歌手生活55周年を迎えたことを記念し、両A面のシングル曲を発売。デビュー55周年の心境について松前は「55年の歩いてきたことを思い出せと言われたら、たくさんの皆様に支えていただいたなということが一番の思い出です」と明かした。

 1969年に19歳でデビューしたが、交通事故で70年から歌手活動を一時休止。当時について「8年も休むとは思いませんでした。苦しかった8年ですが、今振り返ると結婚もして3人の子供に恵まれた。女としての幸せもいただきました」と前向きに捉えた。

 イベント前日には自身の歌手活動を振り返ったといい、「たくさん涙を流しました。ちょっと自分を褒めてあげたいと思いました」としみじみ。波乱万丈の55年について「苦しかったことが長かったです。でも、その苦しさをバネにして、苦しかったことを全て忘れて歌える幸せをいただきました」と涙声で感謝の思いを口にしていた。

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