Infoseek 楽天

大谷翔平、古巣のエンゼルスタジアムがい旋 ロバーツ監督も「素晴らしいエネルギー」と称賛

スポーツ報知 2024年9月4日 15時12分

◆米大リーグ エンゼルス2―6ドジャース=延長10回=(3日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。1点を追う3回1死一塁の第2打席で昨季までの同僚の先発左腕・デトマーズから右翼線へ一時同点の適時三塁打を放つなど4打数1安打1打点だった。21年の自己最多100打点にあと1と迫る99打点目となり、かつての本拠地でMVPコールが巻き起こった。

 レギュラーシーズンでは初めてエンゼルスタジアムでプレーした大谷。試合開始時には、場内の巨大モニターには「Welcome Back」などの文字とともに功績をたたえる画像が映り、立ち上がるファンもいた。さらにエンゼルスの公式SNSでは大谷のエンゼルス時代の多くの写真を振り返る特別動画を公開し「welcome back to Angel Stadium, おかえり、翔平!」と英語と日本語を交えて投稿。17年12月の入団会見の様子から始まった動画は「THANK YOU ありがとう」と締めくくられ、球場でも歓迎ムード一色だった。

 試合後、大谷は「アナハイムのファンの人たちの前でプレーできるというのが一番で、本当に感謝しかない。今日ここでプレーできたのは自分にとって大きな事だったなと思います」と振り返った。ロバーツ監督は「素晴らしいエネルギーだった。この球場に来る度にドジャースファンがたくさん来て応援してくれる。エンゼルスのファンたちも対抗して、グレートなエネルギーがわき上がる。それに、翔平が受けた反応も良かった。それが見られて良かった」とほほ笑んだ。

 大谷との初対戦で3打数1安打1打点、1三振だったデトマーズは「高さのレベルを変え続けて、スピードを変え続けた。特にクレイジーなことはトライしなかった。ただ、彼が打ち損じるようにトライした」と振り返った。

この記事の関連ニュース