日本代表は４日、２６年北中米Ｗ杯のアジア最終予選初戦となる中国戦（５日・埼スタ）に向けた前日会見を行い、森保一監督、主将のＭＦ遠藤航が出席した。過去２大会は初戦で敗れており、森保監督は「まずはアジア予選を確実に突破できるように、一戦一戦最善の準備を尽くすということ。高い大きな目標は持ちつつも、目の前の一戦に最高の準備をする」と話した。
中国とは前回のアジア最終予選でも対戦し、２戦２勝。過去１４試合負けはなく（８勝６分け）、最後に負けたのは１９９８年と２６年前となる。指揮官は「相手のことをリスペクトしないといけないが、ひとりひとりが最大限、コンディションを上げていく、ということをやらなければいけない」とした。
またともに約７か月ぶりに復帰したＭＦ三笘薫、伊東純也の起用法については「そこは試合を見て楽しんでいただければ。日本代表にとって大きな武器であることは間違いなく言える。出場時間の中で、最大限、自分の武器を発揮してもらい、まずは得点に絡んでもらうことを期待しています。ふたりとも献身的に攻撃も守備もハードワークできる。全員、攻守でハードワークして戦うというとこと、チームを引っ張っていくことを期待しています」と話した。