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朝ドラバトンタッチ式で「虎に翼」伊藤沙莉が「おむすび」橋本環奈に助言「自分を大切に、自分に優しく」

スポーツ報知 2024年9月4日 17時10分

 現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合、月~土曜・前8時、本編28日まで)で主人公を務めている伊藤沙莉から、次回作「おむすび」(同、30日スタート)のヒロイン・橋本環奈へのバトンタッチセレモニーが4日、大阪市中央区のNHK大阪放送局で行われた。

 2人とも芸歴は長いが、意外にも今回が初対面。橋本は「(局内に)入られた時、独特の声で一瞬で分かりました」と伊藤のハスキーボイスに即、反応したという。

 恒例のプレゼント交換では伊藤が「虎に―」の舞台の一つ、新潟名産の金物からフライパンと橋本の名前入りのカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーンなど)のセットを贈呈。お礼に橋本は、序盤の舞台の福岡・糸島市で採れた野菜や果物の詰め合わせを贈った。合わせるとフライパンで野菜を調理でき、食器もあるだけに「同じ(食事の)会を開いた方がいいんじゃないですか」(橋本)、「そうですね。バーベキューでもしましょう」(伊藤)と笑い合った。

 「おむすび」は管理栄養士を目指す平成ギャル・結の成長記。「食べる」がテーマでもある。撮影について「体力、意外に平気です」と元気いっぱいの橋本だが、8月末に11か月にわたる撮影を終えた伊藤は「思ってない疲れを感じる瞬間があるかも。アップダウンに敏感に、自分を大切に、自分に優しく、みなさんと楽しんでほしいな」とアドバイスした。

 撮影では両作とも食事のシーンが多い。伊藤は「消え物(撮影用の食事)って止まらなくないですか? おいしいものはいっぱい食べた方がいい。心身、健康になる」。橋本も「食卓のシーンでは家族でずっと食べています」と、うなずいた。

 伊藤は今年3月に前作「ブギウギ」の主演・趣里からバトンを渡された。今度は橋本に次を託したことで「クランクアップはしましたが『終わってしまったんだな』と。意外にあっという間。エモい気持ちになりました」と、しみじみと語った。

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