日本代表は4日、26年北中米W杯アジア最終予選中国戦(5日・埼玉)、バーレーン戦に向け、埼玉スタジアムで最終調整を行った。
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最終予選初戦は、日本の布陣にも注目が集まる。従来の4バックに加え、6月の活動でテストした攻撃的3バックの採用も視野に入る。
6月の2次予選2試合では、MF堂安律やMF中村敬斗をウィングバックで起用し、守備時もDFラインへの吸収を極力避ける戦い方をテスト。ビハインド時のオプションとの見方も強いが、最終予選初戦でいきなり採用となる可能性もある。
今活動から復帰したMF三笘薫、MF伊東純也もウィングバックでの起用実績がある選手だ。一方で、守備範囲の広いDF冨安健洋、DF伊藤洋輝の負傷による選外が、森保一監督の判断にどう影響を及ぼすかも注目される。
DF町田浩樹は「オプションとして、両方持っているのはすごくいいこと。6月シリーズはうまくいっていたので、継続してやり続けたい」と併用に意欲。DF谷口彰悟は「3枚にするメリット、デメリットは間違いなくあるし、共通認識をもって整理したり、攻撃時はどこが空いて、どこが強みになるかを確認しながらってところです」とチーム内で積極的にコミュニケーションをとっていることを明かした。