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【ヤクルト】Gキラー吉村貢司郎がプロ初完投初完封 6勝のうち3勝が巨人戦「今後が大事になってくる」

スポーツ報知 2024年9月4日 22時17分

◆JERAセ・リーグ 巨人0―3ヤクルト(4日・京セラドーム)

 ヤクルトは吉村貢司郎投手が自己最多125球の熱投でプロ初完投初完封を無四球で飾り、6勝目をつかんだ。巨人に2連勝し、チームは6カードぶりの勝ち越しを決めた。

 高津臣吾監督は右腕について「球場が広いので、どんどん攻めていけるというか、ゾーンで攻めていけるピッチングができた。その結果かどうかは別として、フォアボールを出さなかったですし、ストライク先行でいけましたし、自分の思うようなピッチングができたんじゃないかなと思います」と振り返った。

 最速154キロの直球を軸にテンポの良い投球が光った。3番モンテス、4番岡本には計8打数無安打に抑えた。

 3―0の9回2死一、二塁。一発が出れば同点のピンチを招くも、吉村の熱い気持ちは燃えたぎっていた。「絶対に守り切るぞっていう気持ちで投げました」。泉口を遊ゴロに仕留め、ナインから「おめでとう」と祝福されると、白い歯を見せた。

 6月21日の巨人戦以来となる白星で今季の勝ち星の半分が巨人からのもの。Gキラーは「1試合、(最後まで)投げたことっていうのは大きいと思いますし、今後が大事になってくると思う。次もしっかりと気を引き締めてやっていきたい」と、すぐさま次戦を見据えていた。

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