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37歳・深津旭弘「もっとうまくなりたい。まだまだ成長できる」パリ五輪を経て合流…バレーボール10月開幕の新リーグへ

スポーツ報知 2024年9月5日 6時0分

 バレーボールで10月に新たに開幕するSVリーグ男子の東京GBが4日、東京・代々木第二体育館で北海道YSとプレシーズンマッチを行い、セットカウント3(25―19、25―14、22―25、25―21)1で勝利を収めた。

 初出場のパリ五輪で日本の2大会連続8強に貢献したセッターの深津旭弘は、調整段階のため、ベンチに入らなかった。「コンディションは十分だと思う。きょうは出場がなかったが、(今後のプレシーズンマッチで)試合も経験できると思うので、それをいい機会にして、(開幕まで)あと1か月ちょっとでいい形を作れたらいい。リーグを戦っていく中で成長していけたらいい」と明るい表情を見せた。

 8月11日に閉幕したパリ五輪から帰国後は、同19日のチームの合宿でいったん合流。その後、つかの間の休暇をはさみ、今月3日からチームに合流し、今シーズンに向けて本格的に始動したという。37歳で初めて挑んだパリ五輪では、控えから二枚替えで入る場面が多く、準々決勝のイタリア戦では第5セット途中でコートに立った。目標に掲げた52年ぶりのメダルには届かなかったが、強豪・イタリアにあと一歩まで迫る戦いを見せ、何にも代えがたい、大きな経験として日本に持ち帰った。

 チームに戻ったベテランの司令塔は、前身チームを含めて初のリーグ制覇へ貢献していく。「五輪を経験してバレーボールが面白いなと改めて思ったし、勝つ事の難しさとか、五輪でしか感じられない空気も感じて、もっとうまくなりたいなと強く思った。経験を踏まえて、まだまだ成長できるという気持ちで取り組んで、そういう姿でチームにいい影響を与えられればいい」と意欲を口にした。

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